2011年9月10日土曜日

第19回サス研フォーラム

          第19回サス研フォーラム開催のご案内

「サス研フォーラム」は、法政大学サステイナビリティ研究教育機構が、「サステイナビリティ」をテーマにして、定期的・連続的に開催する公開の講演と討論の集いです。
 今年度は法政大学大学院の7つの研究科で共同開講している正規授業である「サステイナビリティ研究入門A、B」のうちの8回程度を「フォーラム」と位置づけ、公開して行うことを予定しています。講師は、学外の専門家や実務家を招聘して、交替で担当します。
 法政大学に所属する方でも学外の方でも、関心のある方はどなたでも参加でき、事前申込ならびに参加費は不要です。

【第19回サス研フォーラム】

1.日時
  2011年9月22日(木)18:30~20:00 (開場18:00)

2.場所
法政大学市ヶ谷キャンパス 富士見坂校舎一階遠隔講義室
  (正門からではなく、富士見坂門から入構してください。最寄り駅はJR飯田橋駅〔西口〕となります→チラシ参照)。

  法政大学小金井キャンパス 南館7階AV教室(中継)

  法政大学多摩キャンパス 総合棟三階遠隔講義室(中継)

  ※今回は市ヶ谷キャンパスが本会場で、小金井キャンパス、多摩キャンパスには遠隔会議システムにより中継されます。

3.テーマ
  地域に生きる―地元学からの出発

4.講演者
甲斐 良治 氏
  (社団法人 農山漁村文化協会 編集局 季刊地域・全集グループ長)

   1955年宮崎県生まれ。九州大学経済学部卒業。『定年帰農』『田園住宅』『田園就職』『帰農時代』の「帰農4部作」で99年農業ジャーナリスト賞受賞。
  『青年帰農』『若者はなぜ、農山村に向かうのか』『脱・格差社会』など、人の生き方、地域のあり方に凝縮された社会の変化を追究し、「地元学」による地域づくりの現場に出没する。NPO法人地球緑化センター理事、中山間地域フォーラム理事、鴨川自然王国里山帰農塾講師。

5.講演要旨
   かつて、地域には地域の生業があり、それが地域の暮らしをつくってきた。高度成長期以降、地域に生業としてあった様々な仕事が専門化・産業化され、業種ごとの「専業化」と「業種の壁」のなかで、経済合理が追求されてきた。それが経済を拡大し豊かさを実現する道だとされてきた。だが、それぞれの頑張りにもかかわらず、いや頑張りのゆえに、かえって地域を暮らしにくいものにしてきた。業種タテ割り中央集権構造によって地域は分断され、地域にあるもの、地域資源の価値が見失われてきたからである。そこを、地域を再生する立場から変えていこうとするのが「地域という業態」の考え方である。
   農家と地域のさまざまな業種がつながり、地域にある課題をひとつひとつ「仕事」として解決していく。『季刊地域』は、そんな各地の仕事づくりに学びながら、「ゆるがぬ暮らし」「ゆるがぬ地域」づくりに貢献したいと考えている。

6.チラシ
  開催告知チラシについてはこちらのリンクをご参照ください。
http://research.cms.k.hosei.ac.jp/sustainability/node/262


【問い合わせ先】
法政大学サステイナビリティ研究教育機構事務室
E-mail:sus@hosei.ac.jp
HP:http://research.cms.k.hosei.ac.jp/sustainability/

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